MSC/CMにより抗炎症型M2マクロファージの誘導が起きることは既知(#1でも確認済)。#17の改変培地を用いることで、より効率的にM2マクロファージの誘導が可能となりました。
対象疾患に最適な
間葉系幹細胞
「Designed MSC」
従来主流であった動物由来成分の培地では、
安全面でのリスクやロット間格差などが
ありました。
一方で、AOF培地の特長のひとつに
「全ての成分が明らかであり、培地組成を変え
ることによる幹細胞の性質改変が容易、
且つ毎回安定した結果が得られる」ことがあります。
これは、培地開発を行う上で
非常に有利に働きます。
また、当社では培地開発を開始した
2007年当初から10年以上にわたり
知見を重ねて生み出したデータベース
(ノウハウとして保護しています)、
および数学的手法を用いた培地組成改変技術
(特願2021-067943)などを保有しています。
これらを用いることで、疾患特異的な
治療効果が強化された細胞を迅速且つ
安定して開発できるようになりました。
抗炎症効果を増強したMSCを生み出す“最適化”培地の開発
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CM: Conditioned Medium(培養上清;MSCからの分泌物を豊富に含む)
臍帯由来及び脂肪組織由来間葉系
幹細胞のNOD/SCIDマウスに移植した
ヒト乳癌細胞(MCF7)対する
増殖抑制効果と培養条件の比較
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